◆スタッフ◆

製作:サカエ企画/提供:Xces Film/脚本:岡輝男 2003『黒犬と和服未亡人』より/監督:新田栄/撮影:千葉幸男/照明:高原賢一/音楽:レインボー・サウンド/編集:酒井正次/助監督:加藤義一/スチール:佐藤初太郎/録音:シネキャビン/現像:東映ラボ・テック/

◆キャスト◆

田中江梨子:高岡愛/田中かすみ:酒井あずさ/田中みずほ:風間今日子/笠原涼子:林由美香/田中政人:本多菊次朗/笠原竜一:中村英児/田中良人:丘尚輝/黒犬:キング(ラブラドールレトリーバー牡2才)

◆解説◆

 エクセスでは、数々の動物シリーズを作り上げた。もちろん、動物愛護の精神を念頭に、お犬様々で撮影は進行していく。作品ごとに、度肝を抜かれる動物VS女達の交尾模様だが、今回は、モラルもタブーも問答無用、愛が種族を超えた獣姦映画の決定版!!名犬ラッシーも、黒のラブラドールレトリーバー・キング(牡2才)の名艶技に驚きだ!遂に、主演男優賞の快挙を成し遂げるのか?

 そして、犬以上に獣の姿を見せたのは、主演の高岡愛。真っ赤に充血した、愛犬の極太チンポを股間に押し込み、雄叫びを上げる。本能丸出しのアブノーマルな絡みが展開する中で、野生の血が覚醒し始めた!!

 バターをタップリ塗りたくられた股間を舐める犬―食欲を満たす!

 その犬の絶妙な舌触りを思う存分堪能する女―性欲を満たす!

 まさに、犬と人との新しい愛の形。その人気の動物シリーズを完成させたのは、新田栄監督。乞御期待!!

◆ストーリー◆

 今日は田中江梨子の(交通事故で亡くなった)夫・政人の四十九日の法要。納骨式を終え自宅に戻った彼女は、故人との楽しかった日々を回想する。

 江梨子が想い出に浸っていると、突然、政人が飼っていた愛犬・クロが吠え出した。江梨子はあまりクロが好きではない。なぜなら、生前政人のクロへの愛情が尋常でなかったからか、嫉妬していたせいかもしれない。

 「クロ、静かに!」厳しい口調でなだめる江梨子。とそこへ、政人の姉・田中かすみ、弟・良人、良人の妻・みずほがやって来た。かすみとみずほは、江梨子に政人と結婚したとき(政人は二度目の結婚)に交わした遺産の破棄の約束を確認する。そして、一周忌の法要が済んだら良人への家督譲渡(政人は代々経営する着物会社の社長だった)、さらに家も出て行くように言い渡したのだった。しかも、クロも一緒に。

 その夜。家に帰った三人が話しをしている。義妹に対して、言い過ぎではないかという良人に、そんな事だからいつまでも出世できないのだと言い返すかすみとみずほ。「あんな、どこの馬の骨か知れない女に会社を取られてたまるものですか!私のいう通りにしていたら、あなたは今の会社を辞めて、田中呉服の次期社長になれるのよ!」と言う。気の弱い良人はそのまま二階に上がって寝てしまう。邪魔者がいなくなった部屋で、かすみとみずほのレズが始まる。

 翌日。江梨子は庭の片隅を掘り返そうとしているクロを見つける。「何やってるの、クロ!」だが、江梨子に怒られ、淋しそうなクロの瞳を見るうち、「この子ももうすぐ追い出されてしまうんだわ」と自分と似た境遇のクロに同情を寄せるようになる。

 気分を紛らわそうと、江梨子はクロと散歩に出た。クロと土手を歩いていると、さすが空前のペット・ブーム、同じように犬を連れた人たちとすれ違った。

 川の流れを眺めながら、江梨子はふと思う。「これから先、女ひとりでどうやって生きていこうかしら?」不安が江梨子を襲う。とその時、クロが突然、江梨子の元を離れて走り出した。見るとそこにはペキニーズ・ガンモを連れたイケメン男性・笠原竜一が立っていた。犬好きと見えて、クロを撫でたりしている竜一。ひとしきり、犬の話題で盛り上がる。

 夜である。久しぶりに男の人と会話が出来て、楽しそうな江梨子。クロに餌をやった江梨子は、ひとりワインを飲む。政人の生前は、よくこうしてふたりでワインを飲んだものだ。故人は、酔うと江梨子を可愛がってくれた。バターや生クリームを江梨子の股間に塗って舐めてくれた。政人との愛撫を想い出しながら、バターを股間に塗る江梨子。すると、その様子を見ていたクロが彼女の股間をペロペロと舐め始めた。初めは驚く江梨子だったが、政人の丹念な舌遣いを想い出させるクロのそれに、次第に身を任せていく。

 翌日。江梨子は、再びクロを連れて散歩に出た。すると、昨日と同じ場所で竜一と出会った。楽しい会話、そして…彼とセックスとなる。政人を愛していたとは言え、熟れ頃の体を持て余していた江梨子は、竜一の愛撫に悶えるのであった。

 クロの毛を撫でながら、江梨子は声をかける。「私の為に、素敵な男性をナンパしてくれたのね。ありがとう、クロ」そう言われ、クロも嬉しそうだ。

 それから暫く、江梨子と竜一の交際が続いた。竜一は、江梨子の淋しい心と体を癒してくれた。

 ところが数日後、江梨子は竜一の姿を見かけなくなる。いつもの散歩コース、クロとふたりで竜一を待つのだが…。

 そしてある日、江梨子はやっと竜一のペキニーズを見かける。しかし、それを連れていたのは竜一ではなく、綺麗な女性(涼子)だった。涼子の後をつける江梨子。やがて、一軒の家に到着。そこで、彼女は涼子と足に包帯を巻いた竜一の仲睦まじい姿を見てしまう。そう、彼は妻帯者で、足を稔挫していた為に散歩に出られなかったのだ。ショックの江梨子は、クロと一緒に帰って行く。

 涼子と竜一のセックス。ガンモを撫でる涼子の足元、竜一が犬以下の扱いを受けている。「さ、もっと丁寧にお舐め!」

 しょぼくれて家に帰ると、かすみとみずほがやって来た。あれから、一ヶ月が経とうとしていた。冷酷なかすみは、もう少し待ってと言う江梨子の気持ちなどお構いなしに、早く出て行けと攻め立てる。

 かすみ達が帰って、クロと一緒にぼんやり庭を眺めている江梨子。すると、何を思ったのか、クロが庭の片隅を掘り返し始めた。?となって、スコップを持って来た江梨子は…そこから壷を発見する。

 その壷には、現金と政人から江梨子に宛てた手紙が入っていた。それによると、強欲な姉に財産の放棄を約束させられた江梨子が、政人の(不慮の)死後、困らないように、かすみたちの知らない金を残しておくと書かれてあった。「江梨子、お前はまだ若い。私が突然死ぬようなことがあって困ったら、この金を遣うように。そして、私に気など遣わず、いい人がいたら再婚してくれて構わないよ」故人の優しい言葉に感動する江梨子。そして、彼女はそれを発見したクロを抱き寄せた。その時、江梨子はふと思う。「クロ、もしかしてあなたは、政人さんの生まれ変わり…?」

 それからすぐに、江梨子は家を出た。政人の残してくれた金でマンションを購入した彼女は、クロと一緒に生活している。「もう男など要らない。あなたがいてくれれば、それでいいわ…」江梨子とクロのアブノーマルな絡みが展開していく。