女医の清浄下半身 味わってみたい
2008年公開
◆スタッフ◆
製作:㈱旦々舎/提供:エクセスフィルム/監督:浜野佐知/脚本:山崎邦紀 1999年『ノーパン女医 吸い尽くして』より撮影:小山田勝治/照明:上妻敏厚/音楽:中空龍/編集:㈲フィルム・クラフト/助監督:松岡誠/加藤義一/制作:鈴木静男/スチール:岡崎一隆/録音:シネキャビン/現像:東映化学
◆キャスト◆
高崎桃子:葉月ありさ/若葉なつみ:河野綾子/虹川晴美:篠原さゆり/高崎浩市:杉本まこと/橘進二郎:やまきよ/星野薫:石川雄也
◆解説◆
貴方は、聖聴者とゆう言葉を信じますか?聖域…ん………今その言葉じたいが死語になりつつある
そこでエクセスは考えた!人が生まれそして死んでいく、そんなところだからこそエロティシズムは発生すると。そんな神聖かつ聖職者が居るところと言えば、病院!その病院内でもっとも神聖な場所?なにを隠そう産婦人科である。そこの女医がノーパンで、尚かつ露出症だったら!! そんな夢のような総合病院を舞台に繰り広げるチヨット切ないラブストーリー。
主演は、プロフィールによると雄(お酢)をこよなく愛し、どんな体位でもオッケーと、蒙語する葉月ありさ。彼女の体は軟体動物の様に男の体に絡み付き、最後の一滴まで精液を吸い冬くす快女である。そんな彼女の魅力を最大限にまで発揮させる事ができる監督浜野佐知。
純愛からハードエロスまでなんでもこい。彼女のマジックにかかれば、使い物にならなくなった息子も現役バリバリ、朝までビンビン、女はメロメロ、男はヘロヘロと凄いの何の、このメンバーが集まればけして損はさせません!! お楽しみに。………
◆ストーリー◆
高崎桃子は、夫の浩市が院長を務める総合病院の産婦人科医だった。仕事にも家庭にも恵まれているはずの桃子だが、時に自分でも理由の分からない不安、欠落感に襲われる。そんな時の彼女の逃げ場は、病院内での人目を忍んだバイブ・オナニーだったが、浩市とのセックスにも不満がないのに、神聖な職場で露出的なオナニーに耽る自分に、探い嫌悪を感じざるを得なかった。
ある日、桃子は、虹川晴美という妊娠した若い女を診察する。自分の妊娠を無邪気に喜ぶ晴美だったが、桃子は彼女の視線や振る舞いに、意味ありげな悪意を感じ取った。何となく気になってカルテを調べると、晴美は独身で、未婚の母を選択したらしい。
浩市の知人で、病院にリネン類を納入する橘は、糖尿病で入院していた。時に自分の身体を舐めるように見つめている橘を、桃子は嫌っていたが、バイブ・オナニーの現場を目撃されたような気がしてならない。そして、ある日、橘は、晴美が浩市の愛人であり、胎内の子供の父親は浩市であると仄めかす。
まるで信用する気になれない桃子は、一笑に付すが、しかし晴美の意味ありげな視線を思い起す。橘が囁くように、もし晴美が浩市の愛人であったとすると、そしてこれから産まれてくる子供が浩市の種であると仮定すると、晴美の不可解な悪意はぴったり符合した。
まさかと思う桃子だが、半ば冗談のように浩市に向かって晴美の話をすると、自然を装いながら浩市の態度のなかに、微妙に揺れるものがある。それが気になってならない桃子は、橘に向かって、先日の仄めかしの根拠が何であるか詰間する。橘は、桃子の秘密のオナニーを自分に見せてくれるなら、浩市と晴美の関係に関する確かな証拠を見せても良いと要求してきた。やはりバイブ・オナニーを察知されていたことに動揺する桃子だが、一方橘の仄めかしたことは事実であるらしい。
糖尿病で不能の橘の前で、白衣姿のオナニーを見せる桃子。その代償に、橘はデジタル・カメラで隠し撮りされた晴美と浩市のセックスシーンを見せられる。どうしてそんなものを橘が持っているのか尋ねるが、橘は笑って答えない。
意を決した桃子は、浩市に晴美との関係を問いただす。最初はシラを切っている浩市だったが、その情報のもとが橘であることを知って舌打ちする。実は晴美を浩市に紹介したのが、病院の納入業者である橘であって、晴美はいわば賄賂のようなものであった。
弁明する浩市だったが、桃子は深い衝撃を受ける。自分の診察した晴美の女性器に浩市は幾度となく挿入し、これから産まれてくる胎児は浩市の精子が片棒を担いでいるのだ。それを知っていて、桃子に診察させた浩市。彼は、晴美がこの病院にやってくるとは知らなかったと弁解するが、桃子は信じない。
ゆえ知らない自分の不安や欠落感は、お互いに愛していると錯覚していた浩市との関係が、実は桃子の思い込みでしかなかったことを、本能的に察知していたためだったと理解する桃子。この日を境に、桃子は浩市に対してはもちろん、バイブ・オナニーでさえ濡れない冷感症になってしまった。
以前から桃子に絶望的な愛情を抱いている医師の星野とも関係を持ってみるが、桃子の性感帯はまるで石になってしまったかのように、ピクリとも感じない。ただ、橘の前でオナニーする時だけ、微かに反応するものがあった。性の荒野を彷徨する桃子の魂。
橘が悪魔的な提案をする。桃子の冷感症が治らないのは、浩市のペニスがピストンした晴美の女性器と、彼との子供を宿した子宮を見てしまったからではないだろうか。桃子もまた見られる立場になれば、心理的な逆転が起こるかも知れない。橘は、何時の間にか手懐けた若葉なつみに手伝わせて、深夜のオープン・ショーを桃子に囁く。
産婦人科の脚を大きく開いた診察台に横たわるのは、医師の桃子。そして、器具を使ったり、指で触ったりしながら、桃子の女性器を覗き込むのは入院患者たち。桃子にはとうてい受け入れられる提案ではなかったが、上半身を隠せば、患者達ちには誰であるか分からないと言う橘。石になった自分のからだを救うために、桃子は同意する。
深夜、密かに開かれたオープン・ショー。桃子の性感帯は生気を取り戻し、おおいに濡れた。しかし、浩市や星野に触られると、再び桃子のからだは冷たい石に戻ってしまう。オープン・ショーの噂を聞き付けた浩市が、ガードマンを増やすというのを聞いた桃子は、どうも今夜何かありそうだから、浩市自身が自分の眼で確かめたらどうか、入院患者の振りをして顔に包帯でもして、桃子と一緒に何が自分の病院で密かに行なわれているかチェックした方が良いと言う。
どこか不審に思う浩市だが、久しぶりに親密な気配の桃子の提案に従うことにする。深夜になって、しかし桃子の姿が見えない。仕方なく教えられた産婦人科の診察室にそっと行くと、オトコのの入院患者たちが列を作っている。奇異に思う浩市が覗き込むと、上半身の見えない女の裸の股間を、みんなが見たり触ったりしている。それだけではない。今夜は、誰彼なく勃起した男性器をインサートして構わないことになっていた!
腰を振り、濡らしまくりながら喘ぐ女の声にはっとした浩市が、隠された女の上半身側に回ると、それは白衣の桃子だった。桃子は喘ぎながら、浩市に囁く。「あなたも並んで…」
河野綾子 |
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葉月ありさ |
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