美人家庭教師 舌使いで性指導
2008年公開
◆スタッフ◆
製作:サカエ企画/提供:ces Film/脚本:岡輝男/監督:新田栄/撮影:千葉幸男/照明:高原賢一/音楽:レインボー・サウンド/編集:酒井正次/助監督:加藤義一/スチール:佐藤初太郎/録音:シネキャビン/現像:東映化学
◆キャスト◆
河合菜々子:椎名みなみ/駿河千鶴:小川真実/佐々木優花:河村栞/駿河克己:浅井康博/駿河貴弘:なかみつせいじ/四谷文樹:平川ナオヒ
◆解説◆
いつの時代でも学生さんはストレスの固まり?
むかし学生たった頃、深夜まで勉強をしていると同級生で片思いの「××ちゃん」の事をふと思い出すことがあった。今頃何をしているのかな?シャワーでも浴びているのかな?。そしてエンピツを握っていた手が、知らず知らずうちに気が付くと息子を握り締め、上下に動いている。行為が終わるといつも襲ってくる空しさと、もしも美人な家庭教師の先生がいたら勉強がもっとはかどるのに…と思ったのは私だけだろうか?そんな若かれし日を思い出しながら今回の作品を見て頂たい。
今回は、飛びっきりの美肌とキュートな笑顔で我々を悩殺すること間違いなしの「椎名みなみ」主演。北海道出身の彼女はまさに家庭に舞い降りた淫乱天使。小柄な体に似合わずバストはビックサイズ!感じ始めると乳首がぶっくりと膨らみ、いやらしさ倍増!雪国育ちだけあってお肌は純白の真珠と言って過言ではない。そして脇を固める女優陣は、スケベ夫婦のお母さん役に小川真実。息子の彼女に川村栞とイケイケのドスケベぶりを発揮すること間違いなし!
監督は新田栄。濃厚な絡みのシーンは、我々を映画の中へと引きずり込む。
◆ストーリー◆
菜々子は、今時の女子大生。就職も内定し、あとは卒業旅行のことでも考えていればいいと思っているお気楽娘だ。今日も、クラブで知り合った文樹とカジュアルなセックスを楽しんでいる。
ところが、そんな彼女に実家からとんでもない知らせが届いた。農家を営む父が入院し、仕送りが出来なくなったというのだ。「後1年で卒業だというのに、学費が払えなくてドロップアウトなんて…。そこで、菜々子は割のいい家庭教師のバイトを始めることにした。
彼女が訪れたのは駿河家。生徒は、高校3年生の克己だ。早速、菜々子ははりきって勉強を始めようとするのだが、実は克己は家庭教師なんかいらない、それどころか菜々子よりもずっと学力が上だった。なんとかなるわと高をくくっていた菜々子は、すっかり克己にやりこめられてしまう「僕は勉強が趣味なんです。だから、家庭教師なんか必要ないんです」そう言う克己に、「お願い。どうか私をクビにしないで。こんなに条件のいいバイト、他にないのよ」と頼み込む始末。
夜。勉強を終えて、菜々子が帰ろうとすると、克己の両親(貴弘と千鶴)の寝室から何やらHな声が聞こえてきた。興味津々と様子を伺う菜々子。思わずその痴態に目が釘付けになってしまう。そんな菜々子に克己が耳元で囁いた。「どうして、あんな夫婦から僕みたいなのが生まれたんでしょうか?」クールな克己を「可愛くないヤツ」と思う菜々子だった。それから、週に2回、菜々子は克己の家にやってきた。表向きには家庭教師だが、実際にしていることと言えば世間話だった。
ある日、帰りが遅くなった菜々子が道を歩いていると、途中で会社帰りの貴弘と会った。車に乗っていた貴弘は、「若い女性の夜の一人歩きは危険だから」とアパートまで送ってくれた。
が、貴弘は送り狼だった。菜々子の部屋に上がり込み、彼女をベッドに押し倒す貴弘。しかし、この間のセックスを覗いた菜々子はまんざらでもない。貴弘の激しい責めに身を任せるのであった。
それから数日後、菜々子が「今日は何をしたい?」と尋ねると、克己は「じゃ、僕とデートして下さい」と答えた。勉強オンリーだった克己が、普通の感覚を持ち始めたことを嬉しく思う菜々子。「図書館で勉強して来ます」と千鶴に嘘をついて、町へ出た。
夕方、菜々子は克己に秘かに想いを寄せている子がいることに気づく。問いつめると、克己は同じクラスの優花のことを告白した。聡明で、清純で、チャーミングな優花。しかし、克己はそんな彼女にどうやって自分の気持ちを伝えたらいいか分からないと言う。そういうことなら菜々子の得意分野だ。彼女は、克己にラヴレターを書くように勧める。「女は、こういうのに弱いものなのよ」
翌日から、克己はラヴレター書きに精を出した。横で添削する菜々子。やっと家庭教師と生徒のような風景だ。そして、遂に克己はラヴレターを書き上げた。菜々子に励まされ、優花にそれを渡す克己…。
今日は、克己と優花のデートの日だ。菜々子は、克己にお洒落をさせ、千鶴にバレないよう窓からこっそり送り出してやる。
優花とのデートを楽しむ克己。デート・コースも、菜々子と予習済みだ。デートは順調に進み、夜になった。ロマンティックな雰囲気。優花が克己の腕に腕を回した。「これは、OKってことか?」克己は、優花とホテルヘ行く。
一方その頃、菜々子は時計を見ながらハラハラしていた。克己が帰ってくる時間はとっくに過ぎていた。千鶴が夕食の用意が出来たと知らせに来るが、勉強中だからとごまかす菜々子。
ホテルでは、克己が初体験を済ませていた。ところが、優花は処女ではなかった。しかも事後、彼女は煙草をふかして、彼の小さなペニスを笑った。「秀才くんがどんなセックスするか興味があったの。でも、やっぱたいしたことなかったわね」聡明で、清純で、チャーミングな優花のイメージが音を立てて崩れていく…。
「もう根界」千鶴をごまかし続けていた菜々子が思った丁度その時、傷ついた克己が帰ってきた。菜々子は「どうだった?」と聞くが、克己は何も言わずベッドに潜り込んでしまう。
それから克己の学力はめっきり落ちた。このままでは、大学受験どころではない。心配した菜々子は、克己に喝を入れる。「何よ、女にフラれたくらいで人生を棒に振る気?」だが、克己は何を言われても反応しなかった。
そして、菜々子は克己の両親にクビを言い渡される。学力低下が原因だ。とその時、克己が彼女を庇った。「学力が落ちたのは、先生のせいじゃない。僕が勉強をサボったからです」克己のこの一言で、菜々子はクビを免れた。
元気を取り戻した克己。そんな彼に、菜々子はセックスを教えた。「セックスはね、モノの大きさとかじゃないの。あんなことがあって、克己くんがセックスに偏見を持ってしまわないよう、私が本当のセックスを教えてあげる」
こうして、菜々子は克己の心の家庭教師として、受験の日まで彼を支えた…。
椎名みなみ |
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