三十路の生レズ なぶり合い

2007年公開

◆スタッフ◆

企画:(株)現映社/製作:(株)フリーピット/提供:Xces Film/脚本:五代響子 1992年『ハードレズ 本番生奴隷』より』/監督:池島ゆたか/撮影:下元哲/照明:田端巧/録音:銀座サウンド/編集:酒井正次/助監督:柴原光/製作担当者:大橋達男/スチール:津田一郎/現像:東映ラボテック

◆キャスト◆佐倉有子:雪之丞/サツキ:橘あゆみ/恵美:杉下なおみ/佐倉万里子:しのざきさとみ/岸田:池島ゆたか/男A:神藤時緒/男B:林田義行/下男:片岡修二【特別出演】/信次:山本竜二/佐倉俊邦:栗原良/篠原夏美:芹沢里緒

◆解説◆

 何かと話題になっている同性愛者、色々とブーム、問題になっていますがそんな堅いことは抜きにしてエクセスポルノで『レズ』……オンナが作り出すスケベの極致をおたのしみください!

 レズテクニックの数々を披露、実演してくれる美女には、片足に5000万、両足合わせて1億円の保険を掛けている脚線美自慢の雪之丞。

 彼女のムシヤブリ付きたくなるような太股には圧倒、驚喜、発射……。楚々とした外見からは予想もつかない淫乱さ。ちょっとでも男が近づこうものなら絡みついて離さない白い肌。均整のとれ過ぎたボディ。

 そして、責めて責めまくる相手には超過激スケベでお馴染みの芹沢里緒。彼女の足の先から頭のてっペんまでの絶妙なテクニックには、悶絶!

 競演には、橘あゆみ、杉下なおみ、しのざきさとみが始めから終わりまで狂いっぱなしの一時聞。

◆ストーリー◆

 佐倉家は由緒正しい家柄で、そこには一人娘の有子と家庭教師の夏美、そして下男の信次が暮らしている。父親は仕事が忙しく滅多に屋敷に帰って来ない。有子はそんな家で学校に通うこともなく、いわば監禁状態の生活を送っているのであった。夏美の教育は厳しく、何か失敗をしたり、勉強が出来なかったりするたびに、夏美は有子にSM的なお仕置を与えたのであった。佐倉家のお嬢様でありながら夏美に頭が上がらない有子であった。二人は長年の間に現実とは逆の女王様と奴隷のような関係になっていたのだった。有子には外に出て自由に飛び回りたいという気持ちもあるのだが、夏美は取り合ってくれない。性に対しても興味を持つことすら有子には許されないでいた。TVにラブシーンが映っただけで夏美はスイッチを切ってしまう。しかし、年頃になるにつれ、有子は夏美が淫乱女であることを知るのであった。下男・信次との淫らなSEXを有子は覗き見てしまう。夏美は信次の上に股がり、まるで男を弄ぶように腰を振っていた。ショックを受けた有子を慰めてくれたのは家に出入りしている父親の秘書のサツキであった。サツキは閉鎖的な状況に置かれでいる有子に同情を示す。が、夏美の妨害に合い、家の地下室で信次にレイプされてしまう。その後ぐったりしているサツキに向かって、夏美はバイブを操ったあげくレズプレイを強要。サツキをメロメロにしてしまう。信次がその様子をビデオに撮影した。夏美は有子の母は淫乱で有子が佐倉の実の娘かどうかわかったものではないということ。佐倉もそれを承知だが世間体の為に目をつぶっていることなどを語る。佐倉はゆくゆくは有子をさるSMマニアの富豪の元に嫁がせる心づもりでいるのであった。

 サツキがバッタリと家に来なくなり寂しい思いをしている有子であった。そんなある日、父の佐倉が久し振りに帰って来る。佐倉はSMマニアの富豪・岸田と話をつけ有子を嫁がせる為に戻って来たのである。久し振りに見る有子に女の色気を感じた佐倉は夏美に、「良からぬことを教えたのではないだろうな」と問いただす。夏美は「絶対ない」と否定した。実は有子は夏美のSEXを見てしまってから、オナニーをするクセがついてしまった。けれども夏美はそのことに気付いていなかった。夏美は留守中の出来ごととしてサツキのことを報告した。そしてサツキのテープを見せ、二人でSEXする。有子に対しても、信次に対しても支配的な夏美が佐倉を相手にする時は豹変する。マゾになりきり奉仕する。それを見ていた信次は複雑な思いに唇を噛むのだった。もちろん信次は佐倉と夏美の関係を知っている。しかし、夏美のことを思うがゆえに犯罪まがいのことに手を貸してきたのだった。嫉妬にかられた信次は有子に結婚をやめるように忠告する。そして夏美がサツキにどんな仕打ちをしたのかを話してしまう。しかし、ここまできたらどうにもならなかった。

 有子19才の誕生日に佐倉と夏美は岸田の主催する秘密パーティに有子を連れて行った。妖しげな雰囲気の中でのSMショーを見せられる。岸田はM女・恵美を縛り上げ苛め、次いで夏美とレズらせるというショーを披露した。ショックを受けながらも有子は股間を濡らしてしまう。それを調べた岸田はおおいに満足した様子であった。

 後日、泣いて嫌がる有子を佐倉と夏美は、本格的に調教を始める。なぜ佐倉は仮にも娘である有子をこんなめに合わせるのかというと、淫乱だった妻に対しての復讐のためであった。

 結婚式の日が近付いて来た。ウエディングドレスの仮縫いの日、岸田はもうじき自分のものになる有子をドレスのまま抱くのであった。有子はもう奴隷化してしまい、無表情のまま岸田を受け入れていく。

 佐倉の復讐はこれで終りを告げたかのように見えた。ところが……。