淫行妻の本性 絶頂体験

2008年公開

◆スタッフ◆

製作:シネマアーク/提供:Xces Film/脚本:岡輝男/ 1996年『人妻淫行 むさぼる』より/監督:大野正典/撮影:下元哲/照明:下元哲/編集:田中修/音楽:ピッコロ音楽研究所/録音:シネキャビン/助監督:瀧島弘義/スチール:佐藤初太郎/現像:東映ラボテック

◆キャスト◆

伊藤彩子:山崎まりあ/松尾リカ:河名麻衣/相原かさね:杉原みさお/伊藤修司:荒木太郎/吉田浩之:頂哲夫/奥寺誠:倉岡恭平/高橋弘志:野上正義

◆解説◆

人妻はいやらしいもの。人妻の特権は社会から男性(夫という)と自由にセックスをしていいですよとお墨付きをいただいた女性のこと。セックスをなりわいにする風俗ギャルは相手が不特定の男性に対して、人妻は世間的には夫ひとりになっている。ところが浮気もすれば、不倫もする今時の人妻にとって、相手が夫ひとりなんてことは考えられない。となると実態は風俗ギャルとやってることは変わらないという結論に至る。

 とどのつまりは女の幸せはセックス。セックスが好きで、セックスが上手な女性は男性に愛されるし、お金もいただける。

 ところが、山崎まりあ演じる新妻は、オーガズムをまだ知らない。そのために結婚しても幸せになれない。結構いるんですよ、こういう性的技術不足の不感症夫婦が。若い人妻だけでなく熟年カップルにもいるんですよ。

 ドキッとしたい方はこの作品を見て、今まで知らなかった深い深いセックスの楽しみを経験して下さい。

 映画初出演、山崎まりあはピチピチの18才。昨年までは高校生という彼女。良く育ったお乳、お尻、太腿。もちろんお見せ出来ないのですが、アソコも十分ご立派に発育しております。色、艶、感度の三拍子そろったご名器の持ち主です。

 若くてはち切れそうな新妻をご鑑賞下さい。新妻の性感帯を開発するおネエさまには河名麻衣。エッチなOL役には杉原みさお。テレクラ、レズ、3Pとおいしいシーンの連続。

 これを見たら朝から晩までセックスしたくなる一本!

◆ストーリー◆

 隣にどんな人が住んでいるのかも分からないような、巨大な団地の棟。彩子は、そこに住むごくごく普通の主婦だ。しかし、そんな彼女にも悩みがあった。それは、最近夫の修司が彼女を抱いてくれないこと。原因は修司が仕事に忙殺されていることなのだが、朝はそれこそ日の上がる前に出かけ、夜は最終、土曜も日曜も祝日すらもないに等しい夫に彩子は我がままをぶつけることは由来ない。だからといって一日中家にいる彩子は、いやでも熟れた体を持て余してしまうことは否めない。

 そんなある日、スーパーで買い物をしていた彩子はつい出来心で万引きをはたらく。だが、運の悪いことにそれをスーパーの主任・高橋に見つかり、彼女は事務所へ。魔がさした、と謝る彩子に高橋は「警察やご主人には内諸にしてやるから…」と彩子の肉体を強要する。表面では否定しながらも、久しぶりの『男』に、彩子は脳髄をゆさぶられてしまう感覚に襲われる。

 傷つき、部屋に戻って来る彩子。

 翌日、彩子が団地の下を歩いていると、頭上にヒラヒラと布切れが降って来た。何かと思ったら、それは婦人もののパンティ。上を見上げてみれば、ベランダから一人の女が彩子に手を振っている。その女は、リカという主婦で、洗濯物を取り込んでいたところ、パンティを風に飛ばされてしまったのだ。

 その夕方、彩子は昼間のお礼をしたいと言うリカの訪問を受ける。美味しいと彼女が持って来てくれたケーキを食べながら、雑談に花を咲かせた。彩子はリカに自分のストレスについて相談するのだった。

 翌日、ベランダで洗濯物を干していた彩子は、彼女の名前を呼ぶ声に下を覗く。するとそこには、自転車を引いたリカの姿があった。呼ばれるまま下に降りた彩子は、そこでリカのストレス解消法というものを教えてもらうことに。それは、ノーパンで自転車を転がすというもの。驚く彩子の目の前でサッサとパンティを脱ぎ捨てたリカは、ヒラリと自転車にまたがると、颯爽と漕ぎ出して行く。慌てて自分の自転車を出して、リカについて行く彩子。リカは、手を振って坂の上の彩子を呼ぶ。彩子は、一旦自転車から降りると、パンティを脱ぎ捨て、再び自転車にまたがり、坂を下り始める。途中、大学生と擦れ違っでちょっと恥かしい思いをしたけど、そのめくるめく感覚は最高だった。

 彩子とリカの仲は急速に接近していった。今では、何でも包み隠さず話せる親友だ。そこで彩子は、リカに夫との性交渉の無いことを相談する。そんな彩子にリカは「夫婦とは言え、所詮は違う人間。会話がなくても心が通じ合うなんて時代はもう古い。会話を持たなければ心も適わない」と、アドバイスするのであった。

 彩子はいよいよ、自分の気持ちを夫に告白しようとするのであったが、今度はいざその先のこと、即ちセックスのことを考えると、自分がそれを怖がっていることに気付くのだった。

 不安にかられる彩子は、またまたリカに相談する。それを聞いたリカは、テレクラで男と会ってみることを勧める。そして、リカと彩子は、3Pオッケーの青年と会う約束をするが、そうして会った浩之という彼は、ノーパン自転車の時、坂で擦れ違った大学生であった。セックスヘと発展するが、感じまくるリカとは反対に彩子はオーガズムを感じることが出来ないのであった。

 すっかり自信を無くしてしまった彩子。そんな彼女にリカは、レズでオーガズム指導。性感帯探しやGスポットさぐりなど、レッスンを重ねていく。

 こうしてオーガズム・リハビリを済ませた彩子は、夫の帰りを待つだけとなった。

 いよいよ夫が帰って来た。彩子が自分の思いを打ち明けようとすると、夫・修司が、会社が倒産したこと、つい最近浮気をしたことを一方的に打ち明けた。彩子以上に修司も思い悩んでいた様子がヒシヒシと伝わって来る。彩子は修司を抱き締め、唇を合わせた。今まで夫婦で心を開かなかったことを後悔し、裸になってお互いをもう一度確認し合った。心も体もひとつになった二人のセックスは激しいエクスタシーをもたらし、何度も何度も絶頂感を迎えた。

 翌日、彩子は自転車のカゴにリカちゃん人形を入れて走っていた。河原に座った彩子の隣にはリカちゃん人形が座っていた。彩子はやっと夫婦らしくなれたことをリカちゃん人形に話していた。