2007年公開
◆スタッフ◆
製作：フィルムハウス／提供：Xces Film／脚本：有馬仟世／監督：大門通／撮影：紀野正人／録音：シネ・キャビン／編集：フィルムクラフト／スチール：阿部真也／助監督：城定秀夫／現像：東映ラボテック
◆キャスト◆
山下玲子：今野由愛／ひとみ：ミュウ／川原美幸：倖田李梨／宮本卓司：岡田智宏／宮本昭信：吉岡睦雄／中村信治：加藤智明
◆解説◆
女性を所有したいと思う男性は多いと思う。男の本能なのか趣味なのか？自分だけに全てを捧げる女を求めている。しかし世の中には中々いません。そんな時、ふと魔が差すと人は罪を犯してしまいます。無理矢理レイプするとか監禁するとか…。絶対ダメです。捕まってしまったら一生が終わります。想像で我慢して下さい。いや、今回の映画で欲望を発散しましょう！
主演は今野由愛。ロリータフェイスの彼女が大胆なSMプレイに挑戦。縛られ、ムチで打たれ弄ばれます。彼女の表情が苦痛から恍惚へと変わる瞬間を観逃すな！
監督は大門通でお贈り致します。
◆ストーリー◆
ベッドの中で宮本昭信（28）に抱かれている若い女・山下玲子（24）。玲子の豊満な肉体を弄る昭信。玲子は結婚願望が強かったが、肝心の彼・昭信は金にルーズな為、中々結婚に踏み切れなかった。が、もう我慢の限界を超えていた玲子は事後、金の無心をする昭信にキッパリと別れを告げる。
都内某所の結婚相談所で、結婚カウンセリングを受ける玲子。『この方などどうでしょう？三十五才ですが、マンションのオーナーです。いわゆる不動産業で、年収は二千万ほどございます。この年齢でこの収入は、滅多にございませんよ』と本村卓司（40）のプロフィールを紹介される。金にダラし無い昭信とは正反対の男だけにときめく玲子。『一度お会いしてみませんか？』と問いに快く『ハイ』と返事をする玲子だった。
一方、昭信は玲子の事が忘れられずしつこくメールをしたり、ひっそりと後を付けたりと、ストーカー紛いの行為を玲子にしていた。そんな行為に頭を抱えて悩む玲子。
数日後、お見合いの席にいる玲子と卓司。二人仲良く話をする。『死んだ親父が残してくれた土地をただ引き継いだだけですよ』『でも凄いわ』『マンション、この近くなんで散歩がてら歩きますか？』と玲子を誘う卓司。頷き歩きだす二人。そんな二人をこっそりと覗く昭信。
『ここです。どうぞ』とマンションの部屋に案内される玲子。『わあ、凄い。綺麗にしていますね』と室内を見回す。すると、奥からコーヒーを入れて持って来る卓司。『冷めない内にどうぞ』と勧める。頷いて満足そうにコーヒーを飲む玲子。だが、一口飲んだとたん、玲子は意識を失い深い眠りに落ち込む。
朝の光の中、目覚める玲子。すると、見た事もない薄汚れた殺風景の部屋にいる。しかも、両手をベッドの枠に手錠で繋がれて下着のまま。天井には鉄パイプが張り巡らされていた。そこに卓司が現れる『お目覚めですか？玲子さん』暴れる玲子だったが、身動きがとれない。『わめけ！叫べ！いくら泣いても、誰も来ない。このフロワーはお前と俺しかいない、空き部屋なんだから…』と乱暴に玲子を犯す卓司。
数時間後、バックの中で鳴っている携帯電話の音で意識を取り戻す玲子。携帯には昭信からの「俺はお前を離さないぞ」とメールが入っている。「私は本村卓司と名乗る男に監禁されています。早く助けて」と返信する玲子。
メールを読んだ昭信が不動産屋へ卓司の住所を聞きに行く。不動産屋は個人情報は教えられないと言うが、玲子のメールを見せて住所を聞き出す。マンションまでたどり付いたが、どうやらここでは無いらしい。途方にくれる昭信。
玲子への過剰なレイプ行為をする卓司。両手を縛ったままの食事。排泄もトイレではなくオムツに…とエスカレートする。卓司は玲子の前にも美幸（29）と言う美容師の女を監禁していた。美幸を弄び、最後は殺してしまったのだ。そんな話を聞かされた玲子は身に危険を感じ『はい、ご主人様』と卓司の言いなりになるしかなかった。
ある日、羞恥に責められている玲子が『変わった遊びをしませんか？』と卓司に持ちかける。『私はご主人様のお陰でMの快感を充分に堪能できる様な身体になりました。そこで今度はSの快感を体験してみたいのです』卓司は『それも良いな』と玲子に従った。下着姿で縛られる卓司。それをムチで叩く玲子。卓司は恍惚の表情で『女王様…』と叫ぶ。すると、やっとの思いでこの場所探した昭信がやって来る。『遅いわよ！何やってんの！』と玲子『ごめん、ちょっと…俺が悪かった。ギャンブル止めて、真面目に働くから、俺と一緒になってくれ、頼む』と昭信。逃げる玲子と昭信。卓司が我に返った時は縛られて身動きは取れない状態だった。
結婚相談所の中に若い女が待っている。奥の方から一人の男が。『お待たせしました』と現れる。女の持っているプロフィールには本村卓司と名前が書いてあった。