薄毛の喪服妻 指責め
2004年公開
◆スタッフ◆
製作:シネマアーク・提供:Xces Film・脚本・監督:北沢幸雄 1995年「黒い性感帯 喪服妻の太股」より・撮影:千葉幸男・照明:隅田浩行・編集:北沢幸雄・音楽:TAOKA・助監督:瀧島弘義・スチール:小島浩・現像:東映ラボテック
◆キャスト◆
桜庭紀美子:貴奈子・村上法子:青木こずえ・山辺由香:葉月螢・久世俊雄:吉本直人・桜庭徹:真央元・桜庭耕一杉本まこと
◆解 説◆
お待たせしました!エクセスヒットシリーズ(喪服妻)
喪服を身に纏った女は、妙になまめかしい。黒い布に遮られ、たわわな乳房と濡れた性感帯がひそんでいる。隠そうとすればするはど放出されてくる色香。未亡人の匂い、女の匂い。線香の煙りの前でオナる未亡人の肢体を想像したら、もうたまらなくなる。仏壇の前で、墓石の前で、思わず押し倒してみたいという衝動にかられてしまう。一度は犯してみたい禁断の聖域。
主役は貴奈子。スレンダーなボディが魅力の清楚な美女。お上品な顔立ちからお上品なセックスを想像していると、とんでもない痴態に驚いてしまう。エグイ、エグイ、もの凄い。飢えたメス犬のようなセックス。見ているだけで下半身がジンジンしてくるからたまらない。『未亡人と一発やりたい』と思わせてくれるイイ女。
貴奈子の亡き夫の愛人役には青木こずえ。貴奈子に呼び出され、レイプ、監禁の責めを受ける。いたぶられ、犯され、屈辱を受けるその姿がみごとにハマっている。いつもの青木こずえとは違う女が楽しめる。
葉月螢も大熱演。プリプリの女子大生になりきってするエッチは結構楽しめる。
監督は北沢幸雄。人妻シリーズでは、毎回驚くような新しい視点で女心と女のセックスを見せてくれる。前回手がけた『喪服妻・生資地獄』も大ヒット作になった。今度はどんな喪服姿を見せてくれるかお楽しみ。
とびっきりの美女が贈るエクセスの(喪服妻シリーズ)。
絶対お見逃しなく!
◆ストーリー◆
村上典子は朱に染まった躯を開き、いきり立った久世俊雄の肉棒を迎え入れた。久世は典子の躯に魅せられたように、激しく動く。
二人は婚約をしたばかり、3カ月後には式を挙げることになっていた。
墓前に佇む桜庭紀美子の頬に、北風が吹きつけた。
冬山の遭難事故で亡くなった夫、耕一の一周忌。法要は既に済んでいた。だがそんな紀美子を義弟の徹が見守る。徹は喪服からのぞく紀美子の白いうなじに、下半身を熱くしていた。
そこへ久世がやって来た。久世は「時間を間違えたらしい」と紀美子に詫びを言い、墓前に参った。久世は亡くなった耕一の大学時代の後輩なのだ。
紀美子は久世と徹を自宅へ誘った。
学生時代の懐かしい写真を前に、耕一の思い出話に花が咲いた。その中のいくつかの写真に典子の姿もあった。久世は今日の法要に典子が来れなかったことを詫びた。結婚式の準備で忙しい、という理由だった。
だが紀美子は典子が現れない、本当の理由を知っていた。
夫が亡くなって、数カ月経ったある日、残された形見を整理するうちに、紀美子は手帳の中にあるメモを見付けた。メモには「Nとホテル、2回。疲れた」とか「車の中。N、口で」また「いつものホテル、Nアナル開発」等と、記されていた。夫は不倫をしていた。紀美子は愕然となった。結婚してまだ3年、あんなに優しかった夫が、不倫などとても考えられなかった。紀美子は苦しんだ、私はいつから裏切られていたのか。
N=村上典子ではないかと、考えた紀美子は、典子を呼び出した。待ち合わせ場所に現れた典子は明らかに動揺していた。夫との関係を否定も肯定もしない。だが別れ際、「事実だとしてももう過去のこと」と紀美子をあざ笑うようにして、去って行った。
その後ろ姿を見ているうちに、紀美子の考えが変わった。裏切った夫、そしてその相手の女に復讐してやると思い付いたのだ。 紀美子はある計画を実行するために徹を帰した。久世とニ人きりになりたかったのだ。ここまで徹を連れてきたのは紀美子の計算だった。喪服姿の、匂うような艶しさの紀美子に、久世は欲望を感じないわけにはいかなかった。久世を縋るように見詰めながら、紀美子は躯を預けた。その背を抱き寄せた久世は、たまらず紀美子を押し倒した。
徹は素直に去りがたかった。紀美子のマンションの前に停めておいた車でふて腐れていた。暫くして、マンションを出て来た久世が、ニヤついた笑みを浮かべて立ち去るのが見えた。見送った徹は、車を降りるともう一度紀美子の部屋へ向かった。
部屋に入った徹は息をのんで立ち辣んだ。紀美子が半裸のまま、うずくまっていたのだ。紀美子は徹の顔を見ると一瞬戸惑ったが、悲しげな顔で無理やり犯された、と呟いた。激怒した徹は、久世を追い掛けようとした。それを慌てて圧し止どめた紀美子は、私のことを思ってくれるのだったら、お願いがあるの、と囁くのだった。
その夜、徹は同じ大学の山辺由香を呼び出した。由香を車に乗せ、夜の高速を疾走した。人気のない所へ車を停め、由香を求めた。まるで犯すように、由香を抱いた。紀美子への思いをぶつけるように。
数日後、紀美子は典子を自宅へ呼び出した。やって来た典子を部屋へ招き入れた紀美子は、残忍な笑みを浮かべた。不安な面持ちの典子が、言葉を発しようとしたとき、別室に隠れていた徹が現れた。徹は命じられるまま、典子に襲い掛かった。躯を紀美子が押さえ付け、徹が後ろから堅くなったものをぶち込み、犯していった。
軟禁状態のまま、一晩中、責め続けた。
夜が明け、放心状態の典子は死んだように動かない。徹もぐったりと疲れきっていた。夕方になり、紀美子に呼び出された久世が訪ねて来た。縛られ猿轡をされた典子とそれを見張っている徹が、別室の様子を伺っている。紀美子は、久世を誘惑し始めた。典子に聞こえるように、先日の出来事を並べ立て、久世に迫っていった。悪い気のしない久世は、紀美子の欲求に応えた。
徹は我慢出来ずに、部屋を飛び出て、紀美子をなじった。徹は紀美子が他の男に抱かれるのが耐えられなかったのだ。徹の出現に驚いた久世は、隣室の典子に気付き、二重に驚く。紀美子は誰とはなしに、信じていた夫に裏切り続けられた悲しみを訴えた。そんな紀美子の肩を徹が抱き寄せ、きつく抱いた。
久世は典子を助け起こし、自由にした。典子はものも言わず、身繕いもそこそこに部屋を飛び出して行った。
徹は紀美子を抱き締めたままでいた。紀美子は忘れさせて、と呟いた。徹は紀美子をその場に押し倒し、愛撫をしていった。
数カ月後、夫の墓前に紀美子の姿があった。紀美子はメモの書いてある手帳をそこへ置くと、立ち上がった。
墓地の表の並木道を行く紀美子。そこへ徹の車がやって来て、徹が降り立った。徹は久世と典子が婚約を解消したことを紀美子に伝えた。
貴奈子 | 貴奈子 |
貴奈子 | 貴奈子 |