恥ずかしい検診 興奮のOL

2010年公開

◆スタッフ◆

製作:(株)旦々舎/提供:Xces Film/脚本:山崎邦紀 1993年『失神OL 産婦人科診察2』より/監督:浜野佐知/撮影:稲吉雅志/照明:秋山和夫/編集:フィルムクラフト/助監督:森山茂雄/スチール:佐藤初太郎/録音:ニューメグロスタジオ/現像:東映ラボテック/

◆キャスト◆

水原奈都子:西野美緒/紀野恵:森山美麗/佐伯靖子:斉藤桃華/熊本慎二:久須美欽一/加東次郎:栗原良/吉岡弘:芳田正浩/辰巳雅夫:ジャンク斉藤

◆解説◆

 「婦人科検診」シリーズの第二弾が早くも登場!

 前作のスケベ度をはるかに凌ぐ超ド級の逸品が完成、そしてベールを脱ぐ。

 セックスによる失神にともない、必ず次に寝てしまう男がイメージとして浮かび、実際にその男とセックスをするデジャビユ(一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられる事)を体験するOL。

「気持ちイイけどなんとかしたい、だってからだがコワれちゃう」と婦人科通い。

 診察台で大股開きの御開帳、デカイのナガイの突っ込まれ、オッパイ揉まれ放題で昇天触診テクニックに濡れっぱなし。

 彼女の果てしなき欲情に、いったいピリオドはうたれるのだろうか…それは、映画を見てのお楽しみ!

 出演には、京都の現役女子大生で京言葉が男の股間に心地好い、Fカップとナイス尻の西野美緒、知性と痴性を兼ね備えた超美人。

 『おしゃぶり』の達人、といったら彼女の右に出る者がいない程のテクニシャン美少女斉藤桃華。

 男なら、こんな美味しそうな脚の間でイッてみたい絶品ギャル森山美麗。

 監督には、エッチの処方箋なら日本一の名医浜野佐知が過激にオペ?

 どうぞ、お楽しみください!

◆ストーリー◆

 診察室に入ってきた奈都子は、産婦人科の権威である熊木医師を見て驚く。

「どうしましたか」と熊木が尋ねると、何も答えない奈都子は、黙って診察台の上に横になった。彼女の相談は奇妙なものだった。

 奈都子は、上司の加東と不倫しているが、最近SEXでエクスタシーを感じる時、失神するようになった。加東は自分のテクニックのせいだと自慢気だが、奈都子は失神する間際におかしなイメージが湧く。見知らぬ男が現れ、不思議なことに現実にであってSEXすることになってしまうのだ。数日前も、支社から転勤してきた吉岡が、失神の際に現れた男と瓜ふたつで、デートにさそわれてSEXしてしまった。

 近い未来の男とのSEXを失神の間際に幻視してしまうわけで、奈郁子は気持ち悪くてしかたなかった。いろいろな病院にいったが、原因は分らなかった。そんな時、雑誌で熊木の発表したSEXと予知能力についての記事を見て、京都から訪ねてきた。

 奈都子を診察した結果、膣の中に変った突端が見つかった。どうやらそれが激しいエクスタシーと幻視のポイントらしい。熊木はYスポットとよんでいる。

 以前診察したOL佐伯靖子にもこのYスポットがあった。彼女の場合はSEXによって翌日の天気が予知出来るというものであった。

 奈都子が帰ると、紀野看護婦は激しく反発する。

「あんなの、男を引っ掛けるためのデッチ上げですよ」

 熊木の気持ちが奈郁子に傾いているのに気付いた紀野は、その場でアタックし、診察室でSEXする二人。

 一方、奈都子は落ち込んでいた。自分は一人の男と幸せな結婚が出来ないのだろうか。愛していると思った男とSEXして、絶頂のその瞬間に他の男が現れ、その男とSEXしてしまう。そんな時、吉岡が訪ねてきた。結婚しようと言う吉岡の情熱にうたれ、加東部長との関係を清算し、吉岡にかけて見ようと決心する。吉岡とのSEXで奈都子は十分なエクスタシーを感じた。もう幻視は来ないかと思った瞬間、激しい失神が訪れる。その瞬間熊木医師がまた現れた。気がついた奈都子は吉岡に正直に幻視のことを話し、もう会わない方がいいと言う。帰す言葉もなくすごすごと吉岡は帰って行く。

 熊木は久しぶりに靖子を診察すると、あのYスポットがなくなっている。靖子に聞くとSEXをしても天気の予知が湧かなくなっているらしい。熊木はこのYスポットの変化に興味を持ち奈都子のYスポットをもう一度診察する。

 二度も熊木の幻視を見ている奈郁子は、これが運命だと思い、ホテルで熊木に会う。Yスポットは健在だった。確かめるためにSEXをする二人。また洗紳の間際に別の男を奈都子は見てしまった。

 吉岡から奈都子の話を聞いた加東は、その予知能力をビジネス化したいと言う野望を持つ。けれども奈都子はデジャビュだと言って断る。加東は直接熊木に会って奈都子のことを聞きに行く。しつこく食い下がって靖子のことを聞き出した。

 加東の話を聞いた靖子もすっかり乗り気でSEXした。しかし、何度イッても天気のイメージは出て来なかった。二人はがっくりしてしまう。

 幻視なんか錯覚だと思い始めた奈都子は、道でばったり先日見た幻視の男に出会った。二人はいったん擦れ違うが、また磁石のように引き付けられていく。

「以前お会いしたことがありますか」という辰巳の言葉に驚愕する。辰巳も射精の瞬間、女の幻視を見る男だった。見つめ合っているだけですでにSEXしているような異常な興奮状態の二人だった。当然のように二人は絡み合う。幻視を恐れる二人のSEXはいつまでも終わりがなかった。

 SEXするたびに幻視に怯えることに嫌気がさした奈都子と辰巳は、とうとうYスポットを取り除く決心をした。つぎのSEXの相手を予知したからと言って幸せにはなれない。これが二人の出した結論だった。