香港から来た女 凄すぎる快感

2010年公開

◆スタッフ◆

製作:シネマアーク/提供:Xces Film/脚本:周知安 1989年『貝如花 獲物』より/監督:カサイ雅弘/撮影:斉藤幸一/照明:白石宏明/編集:酒井正次/助監督:瀬々敬久/録音:ニュースチール1メグロスタジオ/現像:東映ラボテック

◆キャスト◆

陳素英:貝如花/伊達マリ:イヴ/高井望:南野千夏/増田美奈子:伊藤さやか/まゆみ:林由美香/天馬一平:伊藤猛/鬼頭猛:佐野和宏/金田:小林節彦/中井:不動一騎/岩淵:内藤泰夫/男A:元井ゆうじ/朱:中根徹/戸倉:池島ゆたか/麻薬を買う女:伊藤静宮/池野健児:金若雀

◆解説◆

 香港野性派女優貝如花(BEI JU HWA)を主演に招いての日中合作映画。

 事件を追って日本にやって来た香港の女刑事貝如花が、日本の女刑事イヴちゃんらと伴に犯人にレイプされてしまう…二人の運命は。

 主演の貝如花は、現在香港で映画、テレビで売り出し中の新進女優。

 年齢22歳、身長162、5センチ、体重46キロ、W84センチB58センチH84センチの抜群のプロポーションを日本のファンに披露して下さいます。彼女の野性味溢れるボディーには、溜息が…。

 香港では、彼女の主演作「女子監獄」「霊肉戦争」等が、上映されており人気急上昇。

 撮影中には、どんな体位でもいやがらず、彼女日く、「仕事の為ですから。」の一言は、僕らを泣かせてくれます。エライ!

 そしてもう一つの話題は、何んとあのイヴちゃんが、約三年ぶりにスクリーンに帰って来てくれました。

 前にも増した色気には、男の股間を熱くするものがあり、もう堪りません!

 この日中を代表するセクシー女優の熟い戦いが、スクリーン狭しと繰り広げられております。

 もう一つ、この映画は、これだけでは終りません。今、アダルトビデオギャルとして、レンタルショップ売上げNO1を誇る、キュートな魅力の林由美香を加えどこから食べてもおいしい、オリエンタル幕の内風映画に仕上げてみなさんにお届けします。

 必ずや、みなさまのお口に合うと信じております。ご期待下さい…。

◆ストーリー◆

 『香港九龍城砦』香港警察の朱詠峰と女刑事陳素英は、麻薬の取引きの現場に乗り込んだ。コブラの刺青を持つ鬼頭は、日本人観光客、高井望と増田美奈子を相手に取引きの最中だった。激しい銃撃戦が始まり、朱刑事は二人の女性を庇い、胸を撃ち抜かれる。素英の銃が火を吹くが、鬼頭はそのまま逃げ出してしまう。

 警視庁巡査長の伊達マリと警部補の天馬一平は、麻薬の売人中井のマンションに踏み込んだ。家宅捜索が行われるが、麻薬は出て来ない。マリは強引に中井の情婦まゆみのパンティーを降ろすとその秘部に指を入れた。やがて取り出される白い粉の入った包み。

 中井逮捕により捜査も一段落つき、マリは仕事仲間の天馬とホテルをリザーブした、二人は仕事上だけでなく私生活でもペアを組んでいた。仕事を忘れ、愛し合う二人に、ポケットベルの非情な呼び出し音が聞こえる。署からの呼び出しだった。

 署に戻った二人を待っていたのは、陳素英だった。朱の恋人でもあった素英は何としても仇を討つ決心で鬼頭を追い日本を訪れた。朱を殺した鬼頭は、中井の持っていた麻薬を日本に持ち込んだ男でもあった。マリと天馬は素英と協力して鬼頭逮捕に乗り出した。

 その頃、鬼頭は自分を売った増田美奈子を探していた。鬼頭は美奈子の勤めるソープランドを訪れ、逃げる美奈子を押さえ付け乱暴に犯した後、首を締めて殺した。香港警察は鬼頭の情報と交換に二人の目撃者を釈放していた。鬼頭をおびき寄せるオトリとして泳がせるつもりだった。マリはそんな素英のやり方に抗議するが、鬼頭に恨みを持つ素英は気に止めない。マリと素英の間に溝が出来始めるが、事態は急を要している。三人はもう一人の目撃者、望の部屋に向かう。

 薬を打ちフラフラになって男と絡み合っていた望を保護すると、マリがオトリとして部屋に残り、鬼腰の現れるのを待った。しかし、鬼頭は一瞬のスキを狙って部屋に上がり込み、マリをぶちのめした。内側からカギがかけられ、天馬と素英の助けが遅れる。その間に鬼頭はグッタリしたマリのパンティーを引き千切り、足を開く。ようやく天馬が駆け付けた時、鬼頭は乱暴にマリに腰を突き入れていた。鬼頭は銃を構えた天馬からマリを盾にして身を守り、マリの銃を奪うとその胸を撃ち抜いた。ハッとしたマリは、鬼頭の股間を蹴り上げ銃を取り上げると、よろめく鬼頭に発砲した。弾丸は肩をかすめるが、鬼頭はベランダを飛び下り、素英の追跡も振り切り逃げ去った。残されたマリはすでに息絶えた天馬を抱きかかえ呆然としていた。

 全ての計画を立てた素英は、突然の天馬の死に涙を浮かべるマリを見て言葉を失い、うつむくだけだった。そんな素英にマリが声をかける。

 「彼も、麻薬を憎んでいたわ。私も貴方も、貴方の恋人も…」 うなずく素英。マリと素英は決意も新たに、全力で鬼頭逮捕を誓う。

 二人は中井を締め上げ、鬼頭と中井との間を繋いでいた金田という売人を割り出した。素英は麻薬中毒を装い金田に近付いた。金田は罠とも知らず、素英に金と体を要求する。ニヤニヤと笑う金田を挑発するように素英は服を脱ぐ。言われるままに金田に抱かれ、秘部に指を入れられる。込み上げてくる呻き声を唇を噛み縛めこらえる素英。金田の激しい腰の動きに、素英の白い肌にウッスラと汗が浮かび、こらえ切れず呻き声を上げる。

 金田のマンションの下に車を止め、心配そうに様子を伺うマリ。しかし、そのマリを物陰から見つめている男がいた。腕にはコブラの刺青…。金田はマリに注意を払いながら、裏口からソッと忍び込み、金田の部屋に向かった。